探究学習やグローバル教育など個性あるカリキュラムが充実。
過去最高の受験率となった今春の中学入試で際立ったのが、中堅校人気だ。本特集では、その理由を探るとともに中学受験の最新動向を徹底解説する。
探究で進路を切り開く力を
探究学習のレベルの高さで注目されるのが芝浦工業大学柏中学・高校だ。現在の「総合的な学習の時間(探究)」に当たる学びを1980年の創立時から実践してきた豊富な蓄積が強みだ。
同校は先進的な理数教育を行う「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定校で、今年、第3期(2024〜28年度)の指定を受けた。SSH校ならではの充実した設備も強みだ。700万円ほどする電子顕微鏡や、化学実験で発生する有害物質を吸引する局所排気装置も備え、本物に触れる教育を体現している。
生徒たちに獲得を期待する能力が「SS(芝浦サイエンス)コンピテンシー」だ。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら