探究学習やグローバル教育など個性あるカリキュラムが充実。

グループワークではホワイトボードを活用(撮影:尾形文繁)
過去最高の受験率となった今春の中学入試で際立ったのが、中堅校人気だ。本特集では、その理由を探るとともに中学受験の最新動向を徹底解説する。
起業家マインドの育成に注力
国際教育に力を入れる佼成学園中学・高校。2021年に世界基準で物事を考えるグローバルリーダーを育てる「グローバルコース」を新設し、話題を集めた男子校だ。受験生の保護者たちからもグローバル教育での取り組みなどが注目され、24年度入試では、前年度比約4割増の1264人が受験した。
同コースは、中学ではネイティブ教員による少人数授業で実用的な英語力を磨き、高校卒業までに英検1級取得を目標にする。また、モンゴルやフィリピンなどアジア研修で異文化に触れる。
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