35歳以上の結婚「飲食の相性」重視する人が多い訳 「やっと巡り合えた!」の幸せが伝わってくる

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昨年末に結婚し、1児の父親にもなった男性(記事はこちら)は結婚相談所に入会して婚活をした。その過程で飲食の相性の重大さが見えてきたと振り返る。

<私は飲食を婚活の条件としてハッキリ意識したことはなく、条件としては価値観が合うこと、お互いの趣味を尊重し合えること、あたりが重要と思っていました。しかし、特に価値観が合うと思えるまでの過程には必ず飲食、特にお酒があったと思います。婚活で交際が深めていく過程には必ず飲食が伴いますからね。思い返せば過去にお見合いした方の中に、生物(なまもの)が一切ダメという方がいて、将来刺し身が並ぶことのない食卓をイメージしてしまい気分が引いてしまった事がありました。意識的でないにしても飲食の相性はものすごく大事だと思います>

ホームパーティーが縁となって再婚した女性(記事はこちら)もいる。結婚は7年前、46歳のときだ。その後、夫との外食に関する考え方の違いを経済力で解決していると明かしてくれた。

<夫はバンカラ気質で外食にあまりお金をかけることは好みません。いっぽう、私は食べることが大好きで、美味しいと評判を聞けば、1万円するフカヒレラーメンでも食べに行きたくなるタイプ。

結婚して最初の数年は、外食費のかけ方でよくもめましたが、最近は高くても、食べたいものが見つかった時は、私が夫の分をおごることに割り切りました(笑)。

最近は五反田のフレンチ(1人7000円)やオータニの鉄板焼き(1人ランチ1万円)を夫に記念日でも何でもない日におごりました>

夫婦がともに食事することの楽しさ

結婚における「飲食の相性」が「重要度1位とまではいかなくても、3位以内に入る」と答えた人たちは、夫婦がともに食事することの楽しさを具体的に表現してくれることが多かった。ほのぼのしたエピソードから結婚の幸せが伝わってくるものもあり、いくつか紹介したい。

飲み仲間と5年の歳月を経て結婚に至った夫婦(記事はこちら)は、今でも2人で楽しく飲み交わしているようだ。

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