週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

いきなり中間管理職になった人が知らない心得 職場のストレスや長時間労働にどう対処するか

7分で読める
  • 安部 哲也 立教大学大学院ビジネススクール(MBA)客員教授・EQパートナーズ代表
2/5 PAGES
3/5 PAGES

特にプレイング・マネジャーの課長の場合、自分自身の担当業務に追われ、メンバーの状況把握が難しいかもしれない。メンバーの言動や様子をよく観察したり、定期的にたとえ5〜10分でも1対1で対話・相談する機会を設けたりすることが対策となる。

課のメンバーや専門家と協力してストレス問題に対応

また、課に係長・主任などがいる場合、同様に彼ら彼女らにもメンバーの観察や対話を積極的に行うように指示する。課長1人ですべてを行おうとせずに、遠慮せずに協力してもらい、明らかにメンバーがうつ病になったり、もしくはうつ病の疑いがあったりする場合は、臨床心理士や医者などの専門家に相談し、協力してもらうことである。

筆者自身、うつ病になったメンバーの職場復帰のときに対応したことがあるが、その際、やはり自分たちだけでは対応しきれず、専門医のサポートをお願いし、連携しながら進めた。

あるメーカーのマネジャーは「仕事のつらさは何とか頑張れる。でも人間関係のつらさは耐えられない」と言う。仕事以上に人間関係のトラブルやストレスは大きいため、課長として、各メンバーとの定期的な個別面談などで、職場内の人間関係の状態やトラブルがないかなども把握しておくとよい。

職場の懇親会や昼食会などのイベントも、職場のストレス問題予防の対策の1つである。

リモートワークにおいては、さらにストレスが高くなる傾向があるため、よく注意をしておきたい。

次ページが続きます

4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象