痩せたいなら「ジムには風呂目的で通う」が"正解" 「運動する習慣を付けよう」なんて考えなくてOK

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

成長曲線というものをご存じの方も多いと思います。

仕事でも習い事でも、それに費やした時間と、実際に表れてくる成果とは、ある関連性があるという話です。以下に示したものが、成長曲線。ここからは、習慣化をこの成長曲線を例にしてお話しします(※外部配信先では図を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

自分を変える習慣力
(図:『改訂新版 自分を変える習慣力』より)

ティッピングポイントを超える

例えば、新しいビジネスを始めるとします。

最初は、知識も経験も少ないので、要領もわからず、半ば手探りです。当然成果はなかなか出ません。それでも続けていると、徐々に成果は出るものの、満足のいくレベルまでには程遠い現実が続きます。

初期においては、費やす時間や労力と現れる成果が正比例しにくいのです。多くの人は、このあたりでやめてしまいます。

そんななか、何パーセントの割合で続ける人が出てきます。続けていくと、まわりに高い成果を出す人が何人も出現してきます。そして、自分が出している成果とのギャップに焦りを感じます。

こんなことが続くと、また何パーセントかが脱落します。それでも続けている人は、かなりの経験と知識を積んできているので、習慣化のコツを掴み、うまく自分でコントロールできています。

やがて、あるポイントが訪れます。それが、先の図にもある「ティッピングポイント」です。そのポイントを超えると、急激に成果が出始めます。正比例以上のベクトルをもって、費やす時間に対しての成果が急上昇するのです。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事