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【日本初!】女性宇宙コミュニティが衛星打上げ 「宇宙好き女子」知識ゼロから初挑戦!驚く裏側

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  • 井口 恵 Kanatta代表取締役社長
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人工衛星のプロジェクトを進める中で、数え切れないくらいの困難があったのですが、なかでも一番苦労したのが周波数申請と地上局の調整でした。

申請も完了し、いよいよ引き渡しへ(写真:筆者提供)

知識ゼロから手探りで困難なスタート

まず周波数申請は、軌道上を周回する人工衛星と通信するために自分たちの人工衛星固有の周波数を割り当ててもらうために必要な手続きです。そのために総務省などの関係省庁や国際機関に申請をするのですが、専門書を読み解きながら試行錯誤をして作った書類に対して、審査機関から大量の質問が飛んでくる毎日でした。

コロナ禍で必要な部品が調達できず、人工衛星自体の製造が遅れていたこともあり、周波数申請だけで数年かかってしまいました。そんな中、頑張っているメンバーが会社の仕事との両立ができなくなり途中離脱したり、主婦の方が旦那さんの反対から活動を辞めてしまったり、仲間が離れていくという辛い経験もしました。

また、地上局は、自分たちの人工衛星にデータを送信する際に必要になる施設のことを指します。受信機だけ準備し、アンテナは誰かに貸してもらえるだろうと安易に考えていたところから、借りることができないという事実に直面し、まずはアンテナの設置場所の確保というハードルにぶち当たりました。

幸い都内でアンテナを設置することができたのですが、設置してからも実際に人工衛星と通信できるようになるまでには数カ月かかるなど、こちらも根気がいる作業ばかりでした。

初めて宇宙にある人工衛星との通信に成功し、モールス信号を受信したときには、感動してみんなで大喜びしたことを覚えています。人生でモールス信号を聞いてこんなに感動する日が来るとは思わなかったので、とてもいい思い出です。

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