「最近どうですか?」では大した話は聞き出せない インタビューが得意になる3つのステップ
「疑う思考」で物事を多角的に判断する
私たちが仕事をする際には、基本的に1人で仕事をすることはなく、多くの場合何らかの部署やチーム、プロジェクトなどに所属して、人と関わり合いながら仕事を進めていくはずです。このときに疑う思考を有していれば、さまざまなことができるようになります。
例えば、商品の企画を立案するときや、業務の流れを見直すときに役立ちます。現状を客観的に見つめて課題を抽出し、それらを整理した上で、「それって本当?」と疑っていく。そうすることによって、問題に対処することができるのです。
私たちは問題解決を図ったり、新しいことを始めようとしたりしたときに、情報を取捨選択しています。ただそのときに、やはりどうしても関心が高い情報だけを選んでしまったり、自分にとってメリットのある情報を高く評価してしまったり、といったことをしがちです。
これは、アンコンシャスバイアスや思考パターンが影響しています。アンコンシャスバイアスや認知の偏りをなくすことはできません。
そこで私たちは、得た情報や自分の中で生じる判断に対して、疑うことを重ねていきます。疑うことを通じてさまざまな角度から光を当てて、物事について判断をしていくのです。
仕事で人とコミュニケーションを取る際には、頭の中で疑うだけで終わるのではなく、疑う思考を人との関わりの中で生かしていくことが重要です。
疑う思考を最も生かせる場面が、質問する場面です。質問の質がアウトプットの質を左右しますから、どのような質問ができるかによって、仕事の成果も変わってきます。
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