【衝撃事実】「巨大隕石の地球衝突」は必ず起こる 人類が確実に逃げ切る「5つの秘策」とは?

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私たちが恐れている「隕石」の正体は、「宇宙から地球に落下してきた岩石」のことで、その実態は「小惑星」や「彗星」です。

その多くは「小惑星のかけら」ですが、「小惑星そのもの」がぶつかることもあります。「小惑星」といっても、大きさが数百キロメートルに及ぶ巨大なものもあります。

これらの天体が地球に衝突するストーリーは、映画や小説でよく取り上げられる題材ですよね。いつもは何気なく見ている作品も、注意深くみると、小惑星か彗星のどちらが飛来するのか、きちんと描かれています。

ちなみに、映画『アルマゲドン』、小説『終末のフール』は小惑星、映画『君の名は。』『ディープ・インパクト』『ドント・ルック・アップ』は彗星の衝突を描いています。

科学的には両者は別モノです。小惑星は「惑星になりきれなかった岩石のかたまり」。そして、一方の彗星は「氷とチリのかたまり」です。

同じ「隕石」でも、元の天体は全然違うものだということになります。

地球の近くを通る小惑星や彗星が危ない

太陽系に存在する小惑星や彗星は、確認されているだけで、小惑星は100万個以上、彗星は4000個以上あります。そんなにたくさんあるならば、ひとつぐらい飛んできてもおかしくないと思いませんか。

じつは、地球への衝突について考える上では、これらの小惑星や彗星が太陽系内のどこにあるのかが重要になってきます。ほとんどの小惑星は、「小惑星帯」という、火星と木星の間の領域に存在します。

一方、彗星は、もともと海王星の外側の寒い場所でつくられたもので、太陽の重力に引っ張られて遠くからはるばるやってくる天体です。

太陽のまわりを何度も回るものもあれば、太陽に一度だけ近づいて二度と戻ってこないものもあります。

私たちにとって脅威なのは、地球の近くを通る小惑星や彗星です。

もともと小惑星帯にあった小惑星や、海王星の外側にあった彗星が、軌道を変えて地球近辺をうろつくことがあります。

こうした天体は「地球接近天体」と呼ばれていますが、99%以上が小惑星なので「地球接近小惑星」ともいいます。

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