「目指すは"集英社エンターテインメント"」
設立時、エンタメ業界で大きな注目を集めた集英社ゲームズ。キーパーソンを直撃した。
──社内部門ではなく、子会社の立ち上げによるゲーム参入でした。
もともとは「集英社ゲームクリエイターズCAMP」という支援プロジェクトの運営など、集英社内で事業を企画していた。ただ、開発者などゲームの専門人材はヒット連動のインセンティブ報酬が一般的で、年功序列給の集英社内で人員を増強するのは難しかった。
そのため、「本気でゲーム事業をやるために子会社として組織を独立させたい」と社内で提案した。機動力を高めるために組織こそ分かれたが、集英社の廣野眞一社長がトップを兼ねるグループ企業はわれわれぐらいで、本体の役員からも「集英社内にゲームの専門部隊ができた、と思って動いてくれ」と言われている。



















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