韓国で創業し、PCやスマートフォン向けのオンラインゲームを手がけるネクソン。『メイプルストーリー』(配信開始2003年)、『アラド戦記』(同2005年)など、長期間運営する「フリー・トゥー・プレイ」(基本プレイ料金は無料で、アイテム課金で稼ぐモデル)ゲームを中心とするビジネスモデルが特徴だ。
ゲーム業界ではコロナ禍での巣ごもり特需が一服し、開発体制の見直しや人員削減が相次ぐ。その状況下、ネクソンは2027年度までの4年間で年平均売上成長率15%を掲げている。市場を上回る成長率を実現するための施策について、イ・ジョンホン代表取締役社長に聞いた。
ユーザーの声を聞きながらゲームを進化させる
――今後のゲーム市場の成長率は1桁台とされていますが、ネクソンは毎年最低でも2桁の売上成長を掲げています。どこに勝算があるのでしょうか。
当社が展開するオンラインゲームでは、ユーザーの声を聞きながらコンテンツの量を足してゲームを進化させていく。これは、発売するときに一定の分量を一括で作り上げるパッケージゲームと異なる点だ。
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