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文春、光文社、主婦と生活社…漫画事業参入の勝算 マガジンハウスも漫画サイト「SHURO」を開始

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出版業界では“5位以下”の苦境が深まっている。

漫画サイト「SHURO」のトップページ
マガジンハウスが2023年6月にオープンした漫画サイト「SHURO」(画像:「SHURO」HP)

特集「集英社、講談社、小学館の野望」の他の記事を読む

世界的ブームが続く日本のアニメ・エンタメ。3兆円経済圏の頂点に君臨するのが、漫画原作を供給し、IP(知的財産)の創出源となる大手総合出版社だ。
集英社、講談社、小学館は何を考えているのか。本特集では、非上場会社ゆえに謎の多いそのビジネスの奥の院を解剖する。

漫画・IPブームに沸く集英社と講談社、小学館、KADOKAWAの出版4強。一方、“5位以下出版社”の苦境が深まっている。

2023年3月、健康雑誌のパイオニア『壮快』などを展開するマキノ出版が民事再生法の適用を申請した。

同社は健康・生活関連のニーズを重視し、雑誌別冊やムック本、単行本が好調だった04年2月期には売上高36億円を誇っていた。しかし、ネットの普及や購読者の高齢化で販売が落ち込み、22年2月期には同14億円まで後退。赤字決算が散発し、財務が傷んだ末での倒産だった。

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