「キウイ」実はあまり知られていない最強の食べ方 「栄養素充足率スコアNo.1」強みを享受するには

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

キウイ中心の白い部分(果心)は、もともとは「めしべ」。果実を作るための栄養を蓄える箇所です。

キウイを2個食べれば、1日に必要なビタミンCが十分摂れます。キウイのビタミンCは中心の白い部分に特に多く含まれています。

果心のまわりにある黒いぶつぶつはキウイの種。ひとつのキウイに1000個ほどがぎゅっと詰まっています。ポリフェノール量は種が最大で、皮の約3倍、果肉と比較すると40倍以上もの含有量になるのです。

また、皮のすぐ下の部分もやはり栄養が豊富。たんぱく質を素早く分解して消化を助けるアクチニジンは、皮を厚くむくことでほとんどが失われてしまいます。黄色いキウイより、緑のキウイの方が、よりアクチニジンが豊富です。

キウイを長持ちさせる驚きの技とは

熱前処理による長持ちキウイ

キウイを劣化から守りたいなら、保存する前に温水に浸けてみましょう。45℃の温水に10分浸けることで、傷みにくくなるだけでなく、抗酸化力が上がるとする報告もあります。温水に浸けたあとは通常通り冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

皮もおいしく食べて!

皮の表面に毛がある緑のキウイを皮ごと食べる場合には、丸めたアルミホイルで皮をごしごしとこすってみましょう。

皮もおいしく食べる方法
皮もおいしく食べる方法(出所:『完全版 その調理、9割の栄養捨ててます! 調理科学×栄養がとれる食べ方のコツ』)

水で流せば表面を覆う毛もきれいに取れます。切り方は輪切りがおすすめ。皮の面積が少ないため、食べやすくなリます。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事