実は、激変を続ける衆院選の区割りは、住宅選びの参考になる。
次回の衆議院選挙の選挙区の数は、東京都で5増加し、25区選挙区から30選挙区に増える。
神奈川県でも2増加、3つの県(埼玉県、千葉県、愛知県)でそれぞれ1増加する。
1票の格差を考慮して、全国で見れば増えるのは10選挙区だが、1都3県の首都圏で増加の9割を占めることになる。
区割りについては本稿の後半で改めて解説しよう。
区割りとともに「再開発促進区」をチェック
どのエリアのマンションが値上がりするのかを予想するなら、都市計画法の「再開発等促進区」の指定も大きなヒントだ。それが大規模開発の突破口になるからだ。
つまり「これからの再開発促進区はどこなのか?」を考察することが、不動産戦略では重要だ(ちなみに、筆者は促進区の“乱用”には反対の立場である)。
そういう意味では、中選挙区時代の旧東京第1区であった千代田、中央、港の都心3区は、これからも大化けしそうだ。
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