東大生の「努力しても結果出ない」を防ぐ勉強法 なかなか頑張っても成果に出ないのはなぜ?
「努力しているのに結果が出ていないもの(黄色のゾーン)」→努力の仕方が間違っているはずだから、やり方を変える。
「努力していないのに結果が出ているもの(緑色のゾーン)」」→もしかしたら運がよくてそうなっているだけかもしれないし、努力すればもっと結果が出てくるはず。より努力できるような仕組みを考える。
「努力しているから結果が出ているもの(オレンジ色のゾーン)」→結果が出ているので、引き続きうまくやっていくためにはどうすればいいかを考える。または、ほかのゾーンの勉強にも応用できる部分はないか考える。
「努力していないから結果が出ていないもの(水色のゾーン)」→やればきっと結果につながるはずだから、なぜ努力できていないのかを考え、努力できるような仕組みを考えてみる。
このように、それぞれのゾーンで対策を考えていくわけです。
頑張っているのに上手くいかない!を阻止する
自分の頭で考えているだけだと、ぼんやりとしたイメージだけで、すべてを「努力していないから結果が出ていないもの(水色のゾーン)」だと考えているかもしれません。
でも意外と「努力しているのに結果が出ていないもの」や、「努力していないはずなのに案外結果が出ているもの」という場合もあります。
「私はリスニングの勉強をあんまりやっていないはずなのに結果が出ているな。それならば、リスニングをもっと頑張ったら、得意になるのではないか?」とか、「英文法を頑張っているはずなのに、あんまり結果が出ないな。ひょっとしてやり方が間違っているのか?」といったように思考を巡らせることができるようになります。
この勉強法を実践すれば、「頑張っているはずなのにうまくいかない!」を防止し、努力量を可視化することで、それぞれの対策を考えることができるようになります。
努力量と結果は、必ずしも一致しません。頑張って結果が出ないこともありますし、頑張っていないことのほうが、結果が出ることもあります。
そういうときは、やり方を変えたり方向転換をしたりする必要があるわけですが、実際に勉強している最中は、なかなか自分の努力にメスを入れることは難しいですよね。
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