産後「愛情低迷」夫婦と「回復」夫婦の決定的な差 カギとなる「パパの関わり方」4つのポイント

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産後のパパの関わり方について以下のポイントを参考にしてみてください。

❶肉体的・感情的な変化:出産後、ママは体調の変化やホルモンバランスの影響を受けることがあります。これにより、感情が不安定になることがあります。優しさと理解を示し、感情の波を支えるサポートをすることが大切です。

❷育児・家事の負担:新生児のケアや家事の負担が増えることが多いです。この負担を共有し、協力することで、ママのストレスを軽減し、愛情を深めることができます。

❸時間と配慮:産後のママには時間が必要。さらにママのメンタルへの配慮を心がけましょう。赤ちゃんの世話に加えて、ママ自身のケアやリラックスの時間も大切です。これに理解を示し、サポートしましょう。

❹コミュニケーション:夫婦関係を強化するために、オープンで健全なコミュニケーションが不可欠です。ママの気持ちやニーズを尊重し、共感し、共有することが、愛情を深める一助となります。

夫婦円満の秘訣は「よく会話する」こと!

明治安田生命が11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、夫婦をテーマにしたアンケート調査を行った結果(2023年)では、夫婦円満のために必要なことを聞くと、「よく会話する」がトップになっています。「夫婦仲が円満」と回答した人の会話時間は、平日でも2時間以上(145分)ある一方、「夫婦仲が円満でない」人は41分と、100分以上の大きな差がありました。

会話にも、雑談、議論、対話といろいろあります。これらの違いはどんなことでしょうか。雑談は「今日の天気は晴れみたいだよ」や、「テレビで〇〇のニュースをしてたけど見た?」といった思いつくまま話す他愛のない話です。ご飯を食べるときや家で顔を合わせたときに雑談することも大切ですね。

次に夫婦で何かを決めるための話し合いが、対話ではなく議論になっていないでしょうか。議論とは、「お互いに自分の意見を述べて戦わせること」という意味で、自分の意見を主張し合い相手を納得させようとすることを言います。対話とは、お互いの考えの違いをわかり合おうとするものです。

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