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TVマン見た「マジで秘境」チベット仏教の村(後編) 「チベットの聖地」でラマが教える"瞑想"の秘訣

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足場の悪い崖道を歩いていくと、そこにはまるで日本のお寺の鐘つき堂のようなものがあった。しかし、鐘だと思ったものはそうでなく、黄金の円柱が吊るされていた。表面にはチベット文字が刻まれている。

賽の河原のように石が積み上げられている(写真:筆者撮影)
タルチョと積み石(写真:筆者撮影)

大自然とマントラの力が村を守る

マニ車。四方に皿のような風を受ける器具がある(写真:筆者撮影)

それは、マニ車と呼ばれるもので、内部には「オム・マニ・ペメ・フム」などのマントラ(経文)が書かれた巻物や紙が収められている。

回ることでマントラを唱えるのと同じ効果があるとされる祈祷具。

マニ車の上下四方に銀色のお皿が設置されていて、その皿が風を受けると、同期された円柱がくるくると回転する。シンプルだけどよく考えられた構造だ。

マニ車からは、遠くにある神々しい山々とナコ村が一望できる。

大自然の風の力により回転することで、マントラが唱えられ、魂の浄化と厄災から村を守ってほしいという、住民たちの平穏への願いが込められているのだろう。

マニ車からナコ村全体を見渡せる(写真:筆者撮影)

「ごっつさん見てください。大きな鳥です」

カナさんが上空に舞う、一羽の大きな鳥を指差した。

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