柴咲コウ『蛇の道』で描く「答えのない生きざま」 驚くほど流暢なフランス語に対する絶賛の声

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
柴咲コウ
北海道と東京の2拠点生活を送りながら、サステイナブルな取り組みに力を入れている柴咲コウさん(撮影:長田慶)

柴咲コウは、俳優・歌手・実業家として、多岐にわたるフィールドでつねに新たな挑戦を続ける。昨年、デビュー25周年を迎えた彼女に、その絶え間ないエネルギーの源を問うと、真っすぐな眼差しでこう答えた。

「それはもう、自分の魂の性格のようなものだと思います。一生って、本当に短いと感じるからです。何もしないでぼーっとしていたら、本当にあっという間に終わってしまう。だから、毎日を大切に過ごしたい」

年を重ねるごとに時間の流れが早く感じられるという、ジャネーの法則にも触れながら、柴咲はこう続ける。

「年を取ると、1日がどんどん短く感じられます。その一瞬一瞬が積み重なって、気づけば人生が終わってしまうような気がする。だからこそ、少しせっかちになってしまう。でも、それ以上に、まだ知らないことに挑戦したい、もっと多くのことを経験したいという好奇心が私を動かしているのです」

中学生ぐらいからキャラが変わった

「好奇心はずっとあったと思います。ただ、私は子供の頃は結構内向的で、小学校ぐらいまでは陰気なタイプで、思っていても言葉にすることができない性格でした。でも、あるときから突然変わりました」

柴咲は、当時を回想しながら人生のターニングポイントを振り返る。

「中学校ぐらいから、みんなが言いづらいことを積極的に言うキャラクターになりました(笑)。例えば、クラスで困難な状況になったら、私は勇気を出して言うようにしていたんです」と目を輝かせながら語る。

【写真】昨年デビュー25周年を迎え、新たな挑戦として「裏方業」というキーワードを掲げる柴咲コウさん(20枚)
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事