柴咲コウ『蛇の道』で描く「答えのない生きざま」 驚くほど流暢なフランス語に対する絶賛の声

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柴咲コウ
(撮影:長田慶)

「8歳くらいから夏休みの40日間を静岡の知人の家でホームステイのような形で過ごしていました。その経験はとても貴重で、川で魚を釣ったり、山に行って自然と触れ合ったりすることがとても心地よかったです。そこでエネルギーをチャージしていたように感じます」

“つねにアップデートを欠かさない”

その後の人生でも、柴咲はよりよい暮らしを求めて“つねにアップデートを欠かさない”姿勢を大切にしているようだ。

「アップデートって自分の心地よいところで止まってしまいがちですよね。無理し続けることはできないので、少しずつよくしていくことが大切だと思います。例えば、キッチンの掃除でも、いつもなら面倒で手をつけないところを今日はちょっと頑張ってやってみよう、という感じです。それが習慣になれば、それ自体がアップデートになっています」

柴咲コウ
(撮影:長田慶)

さらに、柴咲は日々の小さな努力の積み重ねが重要だと強調する。「『今日はやってみよう』という小さな努力が、やがて習慣となり、心地よい暮らしを実現するカギとなります。たとえ窓拭きが嫌いでも、少しずつ挑戦することが大切です。日々の『ここまでやってみよう』という意識が、積み重ねの大切さを示しています」

こうした彼女の姿勢は、暮らしの中でのちょっとした努力が筋トレにもなる一石二鳥の効果を持つことを実感し、「洋服の整理なども含めて、細かいことを見つめ直すことを繰り返してつねにやっています」と笑顔で語る。

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