レジで怒鳴る高齢者に絶対にしてはいけない言動 相手の「老害力」を下げるためにできる1つのこと
正義感の強い人は、やや粘着質といいますか、自分が正しいと思っていることをくり返し、徹底的に主張する面があります。そしてそれが、周りに迷惑をかけている可能性があることを忘れてはいけません。
Tさんは、自分の正義を貫こうと一生懸命になっていたのでしょうが、その結果、会計待ちの列に並んでいるほかのお客さんの待ち時間を延ばすという事態をまねいてしまっています。
「逆の立場だったら」ということを考えると、周囲に与えた影響をありありとイメージできるのではないでしょうか。
なお、触覚が弱まっていくことは食い止められませんが、感覚を鈍らせないための工夫をすることならできます。
高齢者は肌が乾燥しやすく、それが物を触る感覚を鈍らせる一因になるので、ハンドクリームを塗るなどして保湿ケアに努めましょう。とくに、肌の水分や油分が少なくなりやすい男性に効果的です。
振り上げた拳を無理なくおろしてもらうには
お客さん側ではなく、店員さんの立場だったらどう対応するのがベストでしょうか。お店とお客の関係に限らず、自分の正義感を強く主張してくる高齢者と対峙するシチュエーションをすべて含めて考えてみましょう。
絶対にやってはいけないのが、相手(高齢者)がかざす正義を真っ向から否定することです。
もちろん、「間違っているのはあなたのほうです」や「その考え方は古くさいからやめたほうがいいですよ」などが典型的なNGワードになります。
先ほどのTさんのケースでいえば、店員さんが「お釣りはちゃんと渡しましたよ!」と反論するのはいただけません。火に油を注ぐだけで、事態はさらに悪化してしまうでしょう。
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