「偉ぶる」ダメなリーダー、7つの見極めポイント 押さえたい大事なミッションはたった2つだけ

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もしリーダーがいなければ、組織・チームの仕事はバラバラになってしまいます。

メンバーが方向性や足並みを揃えずにそれぞれの仕事をしてしまい、やりたいことをやりたいようにやるでしょう。サボるメンバーも出てくるかもしれません。これでは組織・チームとして十分な成果を上げることはできません。

リーダーは、チームに指針を示し、メンバーの力を束ねて、チームとしてのビジネス成果を出していかなければいけません。

これは歴史を振り返ってみても明らかです。

戦国時代の武将がまさにリーダーです。武将の指示によって兵が動き、声のかけ方1つで士気が高まったり、逆に落ちたりと、武将次第で戦の勝ち負けが決まるのが定石でした。ビジネスリーダーもこれと同じなのです。

リーダーは会社から期待されている

「マネジメントの父」とも呼ばれた有名な経営学者・社会学者、P.F.ドラッカーは、マネージャー(リーダー)を「組織の成果に責任を持つ者」と定義しました。

こういわれても、リーダー1年目のあなたには、ピンとこないかもしれません。

でも、安心してください。実は、私もそうでした。むしろ、リーダー1年目のときは、そんなことを考える余裕すらなかった、というのが正直なところです。

あなたはすでに、十分優秀な人材です。あなたがリーダーに任命されたということは、あなたの能力と活躍に会社が期待しているということ。不安はあると思いますが、自分は期待されているのだということも、モチベーションにしていただければと思います。

リーダー
(イラスト:『リーダー1年目のマネジメント大全』より)

「組織の成果に責任を持つ」ために、リーダーがやるべき仕事は実にたくさんあります。しかし、ポイントは2つだけです。

1つは、ビジネスの成果を最大化すること。リーダーには、与えられた予算やメンバー、時間といった限られた条件の中で、より大きなビジネス成果を上げることが求められます。

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