たとえば、サプリメントを飲んで何らかの不調が生じたとしても、「サプリメントが原因でこうなった」とは、なかなか思わないものです。
しかし、表面化していないだけで、「サプリメントで健康被害が生じた例」は実際には少なくありません。
今年4月12日の毎日新聞の記事によると、消費者庁はサプリメントの一種である「機能性表示食品」(前回記事:【「紅麹問題」で再浮上、サプリは本当に安全なのか?】参照)の6795製品の緊急点検をした結果、18製品で計117件の健康被害情報が寄せられたと発表しています。
多くは軽症だったそうですが、入院したケースもあったそうです。
これはもちろん、「サプリメント自体の問題」もあったのでしょうが、「飲む側の問題」もないとはいえないはずです。
サプリメントの利用にはもっと慎重になるべき
厚生労働省や消費者庁も、サプリメントの飲み方については口を酸っぱくして注意喚起しているのに、どうしてもこういう事故が起こるのです。
私たちは、サプリメントの利用にはもっと慎重になるべきではないでしょうか。
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