ハードルが高そうに見えるが、ポイントを押さえれば資産1億円の現実的な選択肢になる。
日経平均株価が34年ぶりに史上最高値を更新。新NISAもスタートするなど、資産運用には絶好のチャンスが到来している。『週刊東洋経済』4月27日-5月4日 合併号の第1特集は「1億円を目指す 資産運用大全」だ。今や資産1億円も夢ではない。
不動産投資は1億円の資産形成への現実的な選択肢となるだろう。現在の不動産市況は決して安値圏ではないが、物件と金融機関の組み合わせによっては、まだ投資妙味がある。
投資の利点は、銀行融資により10倍以上のレバレッジが提供されること。そして、融資は「期限の利益」により、一度借りてしまえば返済を続けている限り物件価値が下落してもロスカット(強制決済)されない特権があることだ。
これにより、不動産価格の下落局面では賃料収益のインカムゲインを取り続け、物件価格が上がれば売却してキャピタルゲインを得ることができる。借入金利と賃料収益がネガティブスプレッド(逆ザヤ)にならない限り、この戦略に死角はない。
不動産は日本の社会制度的に優遇されている点も見逃せない。相続税の圧縮、銀行での担保価値などはほかに代替できる資産はない。
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