インデックスファンド以上のリターンを狙うならば、米国株も有力な選択肢になりうる。
日経平均株価が34年ぶりに史上最高値を更新。新NISAもスタートするなど、資産運用には絶好のチャンスが到来している。『週刊東洋経済』4月27日-5月4日 合併号の第1特集は「1億円を目指す 資産運用大全」だ。今や資産1億円も夢ではない。
米国株はバブルなのか。
同国の主要な株価指数である「S&P500」が1月に史上最高値を更新する前後から、国内外のメディアや投資家の間で議論が続いている。
米調査会社ファクトセットによると、株価が割高かを示す予想PER(株価収益率)は足元で20.6倍。過去5年平均の19.1倍を上回る。為替も1ドル=150円台の「超円安」だ。今は相場の下落や円高を警戒しつつ、有望な銘柄を物色すべき時期だろう。
米国株の大きな魅力は、その高い成長性だ。国内市場は巨大なうえ人口増加が続き、国外で高いシェアを握るグローバル企業も多い。
高成長株(グロース株)の筆頭である半導体大手のエヌビディアは、生成AIブームで画像処理半導体の需要が急増。2024年1月期の売上高は前期の2倍、純利益も7倍と急成長し、株価は1年で3倍以上に高騰した。
株価は1年で10倍超
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