日本株とは異なる魅力が満載の米国株とETF。ビギナー投資家向けの入門ガイドをお届けする。

ウォール街のチャージング・ブル像。「ブル」は上昇相場を表す証券用語(写真:AP/アフロ)
分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。
「日本株や投資信託だけでは物足りない」という個人投資家は、米国株をポートフォリオに組み込む戦略も有効だろう。
米国株の大きな魅力は、何といってもその成長性の高さ。国内市場は巨大なうえ人口増加が続く。AI(人工知能)半導体のエヌビディアや「iPhone」のアップルなど、世界で高いシェアを握るグローバル企業も枚挙にいとまがない。株式市場での評価は高く、時価総額の世界ランキング上位20社のうち16社がアメリカ企業だ(本稿執筆時点)。
1株単位で買えるのもメリットの1つ。日本株は、単元未満株取引を除くと100株以上、購入する必要がある。例えばアパレル大手「ユニクロ」のファーストリテイリング株を買うには500万円以上かかるが、アップルは4万円以内、エヌビディアは2万円ほどで手に入る。
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