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「意味ある分散」に欠かせない"衛星"向き投信4選 リスクとリターンのバランスならインド株投信

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投資信託のパンフレットと豚の貯金箱
(写真:genzoh / PIXTA)

特集「2025大予測|株式・マネー」の他の記事を読む

分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。

投資信託による資産形成を検討する際によく用いられるのが、投資先を「コア」(中核)と「サテライト」(衛星)に分ける考え方だ。コア部分は長期運用を前提とし、過度なリスクを避ける一方、サテライト部分で高いリターンを積極的に追求する。この戦略を前提に、2025年のポートフォリオを考えてみたい。

多くの人は「コア」と聞くと、「オルカン」のような全世界株式もしくはS&P500のような米国株式のインデックスファンドを思い浮かべるだろう。そのような選択は誤りではないが、許容度を大きく上回るリスクを背負ってしまう場合がある。

ポートフォリオの理論で考えた場合、外国株式インデックスファンドという1つの資産への投資は、期待リターンが高い反面、想定される価格変動リスクも高くなってしまうためだ。

「複数のかごに卵を分けて盛る」

2024年7月から8月にかけ、円高と株安が同時に進む局面があった。ここ数年のアメリカを中心とした株高、円安の進展で覆い隠されていたものの、オルカンやS&P500のインデックスファンドが実は大きなリスクを抱えていることに初めて気づいた人も少なくないだろう。

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