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日本ペイントがバフェット氏の会社を意識する訳 掲げるミッションは「株主価値の最大化」

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株式市場から視線を集める有力企業は2025年にどんな手を打つのか。

日本ペイントホールディングス 共同社長 若月雄一郎氏
若月雄一郎(わかつき・ゆういちろう)/日本ペイントホールディングス共同社長。1989年日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。メリルリンチ日本証券(現BofA証券)投資銀行部門副会長を経て2019年当社専務執行役員。2021年から現職(撮影:今井康一)

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分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。
本記事では、株式市場から視線を集める日本ペイントホールディングスの若月雄一郎共同社長に今後の成長戦略を聞いた。

株主価値最大化が目的

足元の塗料市場は決してよくはない。だが、他産業と比べると底堅い。世界的に見れば塗料は安定成長ビジネスだ。建築用は塗り替え需要が一定程度ある。人口増と都市化、GDPの成長とともに塗料市場も成長するからだ。

当社のブランド力は強く、シェアを取れている。法人向けではしっかりと価格交渉ができているし、消費者向けではプライスリーダーの市場で値上げできている。中国では値上げしすぎると安い製品に需要が流れてしまう。そこは気をつけないといけない。

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