6000本から選ばれた「新NISAに合う」投信7本 資産運用のプロ10人が"指名"したファンドの名前
公募の投資信託は現状で5979本ある(2023年8月末)。6000本近い中から新NISA(少額投資非課税制度)に該当するのは、成長投資枠で約2000本であり、つみたて投資枠で約250本だ(両者は一部重複)。これだけ多い投信のうち、何を選択すればいいか、多くの個人投資家は迷うだろう。
そこで今回は、ファンドアナリストやファイナンシャルプランナー、経済評論家など投信に詳しいプロ10人に、「今、注目したいファンド」5本を挙げてもらった。
投信は株のように、個々の企業の業績予想が発表されるわけでなく、個人が先を見通すのは難しい。よってファンドを長年ウォッチし、横比較もできる専門家の“目利き”を借りた。
トップに挙がったのは「オルカン」
結果は次の表を見てほしい。計34本挙がった投信のうち、トップに立ったのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(三菱UFJアセットマネジメント)だ。
“オルカン”の愛称でも知られ、同シリーズの「米国株式(S&P)」と併せて、投資初心者にとって最初に挙がる筆頭だ。これ1本で世界経済に投資できるといっていいだろう。
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