楽天?SBI?新NISAで選べるネット証券は「1社」 投信の「クレカ積立」でポイントを貯めなきゃ損
新NISAで資産形成をしたいなら、新たにNISAの専用口座を作る必要があるが、1人で1金融機関しか口座を持てない。2024年から非課税期間が恒久化されるため、生涯付き合うつもりで金融機関を選ぶ必要がある。
では具体的にどの金融機関を選べばいいか。銀行は投資信託のみ取り扱うので、個別株にも投資したいなら、証券会社、それもネット証券を選ぶのが得策だろう。
店頭でのアドバイスがない分、スマホ1つで取引を完結できるネット証券は、投信の本数が豊富だ。NISAでは金融庁が選んだ投信が投資対象。例えば、つみたてNISAの対象は約250本だが、既存の大手証券であれば数十本程度のところ、ネット証券なら200本程度はそろう。
米国株は2024年から売買手数料「無料」に
NISA口座の開設に当たっては、「投資したい商品」や「手数料」、さらに「ポイント還元」などの付加価値サービスもチェックしたい。大手ネット証券5社の特徴を比較してみよう(以下の内容は原則として現行NISAである)。
まず一般NISAの投信の品ぞろえは、SBI証券と楽天証券が2500本超で頭一つ抜けている。つみたてNISAの投信は大手5社が170本から200本程度で大差ない。近年需要が高まる米国株も、auカブコム証券と松井証券が24年から追加し、全5社で売買できるようになる。
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