6000本から選ばれた「新NISAに合う」投信7本 資産運用のプロ10人が"指名"したファンドの名前

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4位は「キャピタル世界株式ファンド」(キャピタル・インターナショナル)。米大手運用会社キャピタルが中長期的な成長の期待される世界のグロース株を軸に選定。同社は世界各地に拠点があり、複数のポートフォリオマネジャーが連携、1つのファンドを運用している。

設定が2007年10月とやや古く、10年トータルリターンは225%と申し分ない。アクティブファンドなので信託報酬率は1%台とインデックスファンドより高めだ。

セゾン投信は運用者の顔が見えるファンド

同じく4位は「セゾン資産形成の達人ファンド」(セゾン投信)。「長期積立」を理念にファンドを3本しか持たないセゾン投信が世界株に分散投資する1本だ。米バンガードや米アライアンスなどから選んだ10本のアクティブファンドで構築。顧客向けにセミナーも全国で定期開催しており、「運用者の顔が見える代表的なファンド」(JOYnt代表の鈴木雅光氏)。

同様に4位は「iFree NYダウ・インデックス」(大和アセットマネジメント)。米NYダウ工業株30種平均への連動を目指し、米国株(預託証券含む)を中心に、原則としてダウ採用の全銘柄に投資する。運用しているのは大和証券系の大和アセットである。

ちなみにNYダウは、時価総額の大きなスター銘柄が現れると、指数全体が保たれるよう銘柄が入れ替えられる。ゴールドマン・サックスやマクドナルドなど米国を代表する有名企業に投資できるのがポイントだ。

次からは資産運用のプロ10人が公表した「お薦めファンド」一覧を掲載した。いずれも業界やメディアで著名な方々である。これらの情報を参考にしながら、投資は自身の判断で行っていただきたい。

次ページ初公開!プロ10人による「お薦めファンド」
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