株価やNISA、IPO、配当など8つの疑問にお答えする。
日経平均株価は33年ぶりの高値水準にあり、3万円台で値固めを続けている。視野に入るのは1989年最高値3万8915円の更新だ。『週刊東洋経済』の9月25日(月)発売号(9月30日号)では、活況に沸く株式市場の中で、「3万円時代に買える株」を特集。新NISA始動も目前であり、ランキングととともに、今から株式投資を始める超初心者向け記事も充実させた。
Q1. 株価はどのくらい変動するものなのか?
A 「年〇%の運用益を△年続けて」。この種の皮算用を多く見かける。しかし、実際の値動きの大きさを問われて、大ざっぱでも即答できる人は、証券関係者でも多くはない。
資金を運用するに当たって、自分が投資する商品の習性を把握しておくことは欠かせない。相手が何者かわからない状態では、本来勝てる戦いであっても勝てないのは投資に限ったことではない。
2000年から今年8月末までの5802営業日では、主要225社で算出する日経平均株価の前日終値と比べた騰落率は平均で1.0%。5営業日前との比較では2.33%、1カ月に相当する21日営業日前比では4.6%だ。
日経平均が3万円だとして、1カ月前に比べて1500円程度の上げ下げであれば、驚くほどの値幅ではなく、通常の値動きの範囲内だとみたほうがいい。「値動きに一喜一憂しない」というアドバイスが多いのはこのためだ。
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