日本企業が世界トップの分野もある。

(写真:荒井 / PIXTA)
日経平均株価が34年ぶりに史上最高値を更新。新NISAもスタートするなど、資産運用には絶好のチャンスが到来している。『週刊東洋経済』4月27日-5月4日 合併号の第1特集は「1億円を目指す 資産運用大全」だ。今や資産1億円も夢ではない。
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第2、第3のエヌビディアはどこか──。
株式市場では「半導体」が最重要キーワードの1つとなっている。データセンターの普及や生成AI特需などにより、大量のデータを短時間で処理するうえで重要なロジック(演算)をはじめ先端半導体の需要が急速に増えているのが要因だ。
半導体の性能を上げるには線幅(電子回路の幅)を細くすることが有効で、数年前には10ナノ(ナノは10億分の1)メートルだった線幅は、今では3ナノメートルが最先端。2025年には2ナノメートル製品の量産が始まるとされる。
半導体メーカーは米インテルやクアルコム、韓国サムスンなどが世界大手だ。最近では、画像半導体大手の米エヌビディアが生成AI向けで急成長している。日本勢は、半導体そのものの製造では存在感が薄いものの、製造工程で使われる装置や材料では有力銘柄が目白押しで投資妙味が豊富にある。
世界トップの分野も
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