「人生100年時代」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。2016年に発売された『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)という本で提唱され、世の中に知られるようになりました。
朝日中高生新聞は、『LIFE SHIFT』の著者の一人である英国の経営学者リンダ・グラットンさんに聞きたいことを読者の「朝中高特派員」から募集。そのうち中2と高1の生徒(当時)が、英国にいるリンダさんにオンライン取材し、本を読んで感じた疑問について英語もまじえて質問しました。
今は稼ぐ力より経験や学びを
Q 若くて体力があるうちにたくさん学ぶべきか、お金を稼ぐ力をつけるべきか。どちらが大切と考えますか。
リンダさん:自分が16歳だったころを思い出すと、かなりいろいろなスキルを獲得していた時期でした。その一部は今につながっていますが、あまり関係なかったものもあります。
世界は急激に変化していて、将来的にどんなスキルが必要になるかを断言するのは難しいと思います。どんな将来になるかわからないとき、まずは、いろいろな経験を積んだり、新しい知識を獲得したりして学ぶことを楽しむのが大切ではないでしょうか。
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