東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #生まれつきの才能は不要 東大「逆転合格」の作法

東大に「受かった子」と「落ちた子」の決定的な差 努力を見せたくない子は伸び悩んでしまう

6分で読める
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

西岡:やっぱり、自分の実力と正面から向き合わない状態だと、成績が伸び悩んでしまうのかもしれませんね。そういう意味で、こそこそ勉強する『コソ勉』タイプよりも、きちんと勉強する『ガリ勉』タイプのほうが受かりやすいのかもしれませんね。

この連載の一覧はこちら

:そうですね。やっぱり、合格する生徒というのは、泥臭い努力をいとわない人だと言えると思います。変なプライドを持たずに、努力を積み上げられる人。

例えば、自分たちの校舎は朝8時半からスタートなのですが、その前に来て並んでいて、開門と同時に自習室に行って勉強する子。ほかの子から見たら『そんなに必死にやっていて、馬鹿みたい』というように思われてしまうこともあると思うのですが、こういうタイプは受かりやすいですね。

西岡:なるほど。

先生にしっかり質問できる子は伸びる

:あとは、先生に対してしっかりと質問できる子です。質問というのは基本的にわからないことを聞くことですから、プライドが邪魔して聞けない子というのもいます。『東大を目指しているのに、こんな初歩的なことを聞いていいのかな、恥ずかしいな』と考えてしまっているタイプだと、やはり合格は遠ざかってしまいます。

駿台予備学校東大専門校舎の「お茶の水校3号館」で、東大対策コースのクラス担任をしている、堤政文さん(写真:駿台提供)

西岡:あまり質問をしにいかなかったタイプの自分としては、とても耳が痛いですね……。

:例えば東大に合格した生徒の中には、こんな生徒がいました。現役時代の成績は悪くなかったのですが、自分に甘くて妥協してしまうところがあり、それが原因で浪人してしまった、という子でした。

『それを改善したい』と考えて、その子は本校の「コーチング」というアプリの中にある、クラスの担任とやり取りができるチャットサービス上で、『夏休み中も勉強を頑張りたいです。毎日SNSのようにどれくらい頑張ったのかを呟くので、見てください!もしサボっていたら、指摘してください!』と言ってきたんです。

それで、夏休み中ずっと学習状況を記録し、自習室にも最後まで残って勉強していました。浪人する最初の段階ではもうひと伸びできるかな?という学習状況だったのですが、最後はきっちり合格しましたね。

(後編は3月20日に公開予定です)

受験勉強や、子供への教育など、西岡壱誠さんへの質問を募集しています。こちらの応募フォームからご応募ください。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象