東大に「受かった子」と「落ちた子」の決定的な差 努力を見せたくない子は伸び悩んでしまう

✎ 1〜 ✎ 108 ✎ 109 ✎ 110 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

:よく、テストの前に『俺、全然勉強してないや〜』と周りに言う生徒っていますよね。実際は勉強しているけれど、『努力を見せるのが、かっこ悪い』『もしうまくいかなかったら、プライドが傷付く』というようなことを考えて、努力を見せないタイプの学生です。

西岡:いますよね。努力していることを、周りに悟られないようにするタイプですね。自分もそういうタイプだった記憶があります。

:実はそういうタイプは、不合格になりやすいです。

西岡:ええ!?

プライドの高さで努力しきれない

:そういうタイプって、プライドが高いことが多いんですよね。努力をすることを恥ずかしがっていて、もし点数が低かったら『今回は本調子じゃなかったから』『今回は全然勉強していなかったから』というように、言い訳をしてしまいます。そういうタイプは、努力し切れなくて、最後の最後で伸び悩んでしまうのです。

西岡:たしかに、『俺、全然勉強してないや〜』というのは、結果が悪かったときの予防線ですよね。

:合格するタイプは、周りに流されず、努力していることを周りに見られても、『自分は自分だ』と思って勉強できるタイプです。そういうタイプは、もし結果が悪かったら『自分の努力不足だ』とか『自分はこういうところがダメだったから点数が悪かったんだ』と、何が悪かったのかをしっかり分析する謙虚さがあります。こういうタイプは合格しやすいんですよね。

西岡:なるほど……。実は僕は、なぜ2浪してしまったのかを考えたときに、1番の原因は性格の問題だと分析しているんですよね。何を隠そう、『ドラゴン桜2』の中で登場する『性格の悪さが災いして成績が伸びない生徒』である藤井くんのモデルは僕なんです。先ほどの話でもあった、『テストで悪い結果が出たときに、言い訳をしてしまう』というのも、現役生時代の僕ですし、『ドラゴン桜2』のワンシーンでも描かれています。

※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事