中身の残っているものも、すべて流しに捨てて袋に入れます(できれば洗ってラベルもはがしましょう)。
どうでしょう、それだけでもかなりスッキリしませんか?
そうなれば、さっきまで手のつけようのなかった部屋の片づけが、1段階、確実に進みました。
素晴らしいことです。
この後のステップに沿って、少しずつ片づけを続けるだけで十分です。
空いたビール缶、そのほかの空き缶を集めましょう。要領は、ペットボトルとまったく一緒です。
手近なビニール袋にできるだけ集めます。それらは玄関や、あまり使わない部屋に集め、指定された日にゴミとして出しましょう。
食べ残しや包装紙、そのほかなんでも集めてください。まだ食べられるものを捨てるのはもったいないと思うかもしれません。
たしかにそうです。
それでもいまは、あなたの心が軽くなるほうが大切です。
モノを大事にするあなたが元気を取り戻すこと、それが何より大事なのです。
飲食関係のゴミを片づけたら、後半戦
紙くずや書類なども大量にたまっていたら、それらはとにかく「燃えるゴミ」として捨てましょう。
「必要かも」と思う書類は、スマホで写真を撮りましょう。
写真があれば後悔することもなくなります。
意外と手ごわいのが、雑誌や本の類です。
これらは「ビニール袋に気軽に放り込めない」というだけで、あなたの「部屋を片づけよう」という決心をくじきます。
でも大丈夫です。
段ボール箱の中に放り込んでおくだけでOKです。
古本宅配買取サービスに依頼すれば、古紙回収の日まで待たずとも、いますぐ片づきます。
衣類はかなりの難敵です。
「新しい服を買い足しているはずなのに、いつも服がない」
「いますぐ着られる服がない」
「あの服が、この部屋の、どこにあるかわからない」