ゾネベルクは歴史的に玩具産業で知られ、「玩具博物館」も観光名所として内外から観光客を集めている。100年以上続く伝統的なテディーベアの工房と店を経営する「マルティン・ベーレン(ドイツ語で熊)有限会社」を訪ね、5代目の経営者ジナ・マルティンさんに話を聞いた。
ドイツのための選択肢(AfD)の政治家が地方行政のトップとなったことで商売への影響はなかったのかと、まず質問したところ、「当初は(ドイツで初めてAfDの郡長が生まれたと)興奮状態で、メディアにもたくさん報道が出た。ゾネベルクは、もともとおもちゃの町であり、市の美しいイメージや外に向けての効果に負の影響が出た。ただ、売り上げが落ちたわけではなく、恐れていたほどは悪い方向に進まず、やがて正常化した」という。
「悪魔化も、危険の軽視もしない」
ゼッセルマン氏の行政への評価や、AfDに関する言葉遣いは慎重だった。
「彼とは接点がないが、問題解決のための対処が、つねに一番良かったどうかはわからない。いずれにせよ、いま郡は地域病院など厳しい問題に直面している。政治の分極化はわれわれすべてに影響を与えるし、良いことではない」
「私はこの政党を悪魔化も危険の軽視もしない。この政党が過激主義なのかどうか、どれほど危険なのか、はっきりわからない。重要なのは、道徳的な価値がきちんと体現されていることであり、協力するならばそのことが一番重要だ。その条件が満たされるかどうか、どう発展するかは注意深く見守らねばならないが、とても難しい、難しい」
彼女は「難しい」を繰り返した。AfDに関してはどのような発言をしても、AfD支持者、批判者のどちらかの反発を招くだろう。




















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