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チベット仏教の聖地「スピティバレー」で目撃した「標高4000mに暮らす人々」の実態(写真:筆者撮影)
世界36カ国を約5年間放浪した『花嫁を探しに、世界一周の旅に出た』著者であるTVディレクター・後藤隆一郎氏が、ヒマラヤ山脈で遭遇した「世界一危険な道」、そして、その先にある辺境の地、チベット仏教の聖地「スピティバレー」で目撃した「標高4000mに暮らす人々」の実態をお届けします。
インド縦断の旅の終着点は辺境の地
標高4000メートル、ヒマラヤの小さな村。山々が静寂の中に佇み、村を優しく包み込む。
そんな大自然に囲まれた辺境の地で、チベットの神聖な結婚式に招待された。
独特の風習で催される誓いの儀式。新しい夫婦の誕生は、人々を喜びに包み、その祝福の声は満天の星に響き渡っていた。
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チベット仏教の旗(写真:筆者撮影)
「世界で最も危険な道」。その異名を持つ道は世界中にいくつか存在する。ヒマラヤにあるこの道もまた、インドを旅する者には有名な難路として知られていた。
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