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「世界一危険な道」をTVマンが歩いてみた【前編】 標高4000m!「ヒマラヤ山脈」の超過酷な現実は?

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車はスピティバレーへ続くヒマラヤに聳え立つ山崖の、人為的に削り取られて作られた狭い土道に差し掛かる。

前方を走る車を見ると、険しく切り立つ崖にプレッシャーをかけられながら、谷際ギリギリの道をゆっくりと進んでいる。

一台がなんとか通れるほどの車幅にもかかわらず、道は左右にうねる。さらに、崖下に木々はなく、落ちたらそのまま数百メートル下にある谷底にズドーンだ。

「命の境界線」を綱渡りしているかのように…

「ドライバーが運転ミスを起こすのではないか」という妄想を抑え込もうとするが、人間の感情はそんなに単純なものではない。

転落すると命を落とすヒマラヤ山脈の一本道(写真:筆者撮影)

車は「命の境界線」を綱渡りしているかのごとく、ゆっくり、ゆっくりと進んでいく。

崖スレスレを走る 反対サイドは谷底(写真:筆者撮影)

怖いもの見たさで、窓下を覗き込むと、谷際スレスレを走る車のタイヤが見えた。

谷際ギリギリを走る(写真:筆者撮影)

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そして、遥か遠くに、ミミズくらいの小さなパステルブルー色の川が見えた。

「あー、あれが、三途の川と呼ばれるものか」

そんなことさえも考える。

なにしろ、落ちたら確実に死ぬ。

やがて、ここまでの道のりで、最もきつい角度のカーブに差し掛かった。

*この記事のつづき:「世界一危険な道」をTVマンが歩いてみた【中編】

*この記事のつづき:「世界一危険な道」をTVマンが歩いてみた【後編】

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