日本のトマトは生食用がほとんど。生食用のトマトは水分量が多めなので、さっと炒めるだけだと味わいが物足りない場合があります。そこで水分を飛ばして味を凝縮させるのがこのレシピの特徴です。
トマトのヘタを包丁で取り除きます。この後、お湯に10秒ほど浸けて、皮を剥くと口当たりがよくなるのですが、今回は省略しています。日本のトマトは皮が薄く、食べられないことはないからですが、もちろん湯剥きしてもかまいませんし、そのほうが丁寧でしょう。
1個のトマトを6等分のクシ型にし、その後、半分に切ります。
ボウルに移し、塩と砂糖を加え、10分置きます。この工程には味付けと水分を抜く意味があります。ポイントはここで加える砂糖です。砂糖を加えることでトマトの味わいを補い、塩辛くせずに水分を引き出せます。
10分置くとトマトから水分が出てきます。これはいわばトマトの出汁で、うま味、糖、酸が含まれているので使わない手はありません。卵に加えておきましょう。
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