有料会員限定

半導体業界で光る「ソシオネクスト」の独自性 富士通とパナソニックの部門統合で誕生

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 最新
拡大
縮小

国内では唯一、先端半導体を手がける。

TSMCのシリコンウェーハ
(写真:TSMC)

特集「もうけの仕組み 2024年版」の他の記事を読む

ビジネスモデルを紹介する本や記事は数あれど、体系的に分析した事例はほとんどない。
『週刊東洋経済』2月24日 特大号の特集は「もうけの仕組み 2024年版」だ。四季報記者がユニークなビジネスモデルの会社を解説するとともに、上場企業400社を独自分析した。
週刊東洋経済 2024年2/24特大号(もうけの仕組み ─2024年版─)[雑誌]
『週刊東洋経済 2024年2/24特大号(もうけの仕組み ─2024年版─)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

パソコンやスマホ、自動車など多くのモノに不可欠な半導体。「半導体メーカー」と一口に言っても、業界にはさまざまなビジネスモデルの企業がある。

まず思い浮かべるのは、自社で全工程を一気通貫で手がける垂直統合モデルだろう。業界ではIDMと呼ばれ、どういった性能や機能の半導体を生み出すかの企画・設計から、製造までを自社内で完結させる。

米国のインテルや韓国のサムスン電子が代表的で、1990年代までは世界で主流だった。当時栄華を誇ったNECや日立製作所など日本メーカーもこのモデルを採用していた。

90年代以降は水平分業モデルが広がった。自社工場を持たずに企画・設計に特化し、実際の製造は工場運営の専門企業に任せる。最先端半導体を製造するための工場運営に莫大な設備投資が必要になり、1社のみではその資金を賄いきれなくなった結果だ。

圧倒的な存在のTSMC

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
もうけの仕組み 2024年版
業界地図と完全コラボ!「もうけの仕組み2024」
400社を検証、本当に強いビジネスモデルは何か
「製造販売」「継続」「設置ベース」「マッチング」……
早稲田大学商学学術院・井上達彦教授に聞く
利益率や時価総額などランキングも一挙公開
2024年3月期の純利益は初の"4兆円突破"へ
同じSPAモデルなのに在庫回転率に2倍の差
富士通とパナソニックの部門統合で誕生
宅配チャネルを担い、平均月収は14.8万円
伊勢丹新宿本店の売上高はバブル期を超えたが……
伝統的なトレードと事業投資の二刀流ビジネス
ドリームインキュベータ 三宅孝之社長インタビュー
1兆円を超える売上高の20%以上を食品が占める
四季報記者がビジネスモデルを平易に図解
セブン‐イレブンの収益力は圧倒的だが……
<有料会員向け拡大版>橘昇一氏インタビュー
63億円の営業赤字でも時価総額は3000億円超
なぜコンタクトと会員制量販店はもうかるのか
DNX Ventures 日本責任者インタビュー
モンスターストライク、パズル&ドラゴンズ……
オフィスでの印刷量は毎年5%減るとの試算も
「部品その他」部門が営業利益の6割を占める
エアコン販売やアパート建築だけで終わらない
リテールメディア、AI、3DCG、NFT…
シックス・サイト 横山隆治代表インタビュー
Startup Acceleration部門長 小田島伸至氏に聞く
アメリカの求人検索エンジン会社を2012年に買収
買い手からも売り手からも手数料や報酬を得る
"ビッグモーター問題"で業界への関心高まる
三井不動産リアルティの手数料収入は年910億円
ハードは普及優先、ソフト販売でがっちり稼ぐ
多角化成功のアマゾン、メタは広告一本足で勝負
ユニークな企業のビジネスモデルを図で分析
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内