3つの手数料で稼ぐ。

ユー・エス・エスの中古車オークション会場(写真:ユー・エス・エス)
ビジネスモデルを紹介する本や記事は数あれど、体系的に分析した事例はほとんどない。
『週刊東洋経済』2月24日 特大号の特集は「もうけの仕組み 2024年版」だ。四季報記者がユニークなビジネスモデルの会社を解説するとともに、上場企業400社を独自分析した。
![週刊東洋経済 2024年2/24特大号(もうけの仕組み ─2024年版─)[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/518nhmVpaVL._SL500_.jpg)
『週刊東洋経済 2024年2/24特大号(もうけの仕組み ─2024年版─)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら
2023年ごろからビッグモーターの保険金水増し請求問題が関心を集めた中古車業界。ほかの中古車買い取り・販売業者でも同様の不正が確認され、業界全体が厳しい視線にさらされた。
では中古車業界にはどんなビジネスモデルが存在するのか。業界内で高収益体質を維持するのが中古車オークション業者だ。
中古車オークションとは中古車の買い取り・販売業者が参加する業者間取引の場。全国で19の中古車オークション会場を運営する最大手ユー・エス・エス(USS)は、市場シェアの約4割を握る。
衛星TV、インターネットを活用した外部応札の仕組みを早期に構築。会員の利便性を高めることで出品台数を増やしたほか、同業他社のM&Aも進め、過去20年間で市場シェアを約2割から約4割へ伸ばしてきた。
スケールメリットを生かしやすい
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら