有料会員限定

連続赤字だったソニーが"10年前に変えたこと" Startup Acceleration部門長 小田島伸至氏に聞く

✎ 1〜 ✎ 24 ✎ 25 ✎ 26 ✎ 最新
拡大
縮小

新規事業立案支援の狙い。

Startup Acceleration 部門長 小田島伸至氏
小田島伸至氏は2001年のソニー入社後、海外赴任や事業立ち上げを経験。現在はソニーグループのStartup Acceleration 部門長を務める(写真:記者撮影)

特集「もうけの仕組み 2024年版」の他の記事を読む

ビジネスモデルを紹介する本や記事は数あれど、体系的に分析した事例はほとんどない。
『週刊東洋経済』2月24日 特大号の特集は「もうけの仕組み 2024年版」だ。四季報記者がユニークなビジネスモデルの会社を解説するとともに、上場企業400社を独自分析した。
週刊東洋経済 2024年2/24特大号(もうけの仕組み ─2024年版─)[雑誌]
『週刊東洋経済 2024年2/24特大号(もうけの仕組み ─2024年版─)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

「当時のソニーは売り上げが伸び悩み、新たな事業にチャレンジする機会が少なくなってしまっていた」

ソニーグループで10年近く新規事業立案支援を手がけてきた小田島伸至氏はそう振り返る。

今でこそ約1.2兆円の営業利益(2022年度)を稼ぎ出し、時価総額も18兆円以上と日本を代表するエクセレントカンパニーの地位に返り咲いたソニーだが、低収益に苦しんだ時代もあった。

得意としてきたエレクトロニクスの分野でつまずき、スマートフォン事業で巨額の減損を計上したことなどから、13、14年度は連続で最終赤字を経験した。時価総額は2兆円を割ったこともある。

新規事業が減っていることに危機感

「黒字化しても、10年後に自分たちがやっていける事業が乏しい」

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
猛追のペイペイ、楽天経済圏に迫る「首位陥落」の現実味
猛追のペイペイ、楽天経済圏に迫る「首位陥落」の現実味
ホンダディーラー「2000店維持」が簡単でない事情
ホンダディーラー「2000店維持」が簡単でない事情
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
もうけの仕組み 2024年版
業界地図と完全コラボ!「もうけの仕組み2024」
400社を検証、本当に強いビジネスモデルは何か
「製造販売」「継続」「設置ベース」「マッチング」……
早稲田大学商学学術院・井上達彦教授に聞く
利益率や時価総額などランキングも一挙公開
2024年3月期の純利益は初の"4兆円突破"へ
同じSPAモデルなのに在庫回転率に2倍の差
富士通とパナソニックの部門統合で誕生
宅配チャネルを担い、平均月収は14.8万円
伊勢丹新宿本店の売上高はバブル期を超えたが……
伝統的なトレードと事業投資の二刀流ビジネス
ドリームインキュベータ 三宅孝之社長インタビュー
1兆円を超える売上高の20%以上を食品が占める
四季報記者がビジネスモデルを平易に図解
セブン‐イレブンの収益力は圧倒的だが……
<有料会員向け拡大版>橘昇一氏インタビュー
63億円の営業赤字でも時価総額は3000億円超
なぜコンタクトと会員制量販店はもうかるのか
DNX Ventures 日本責任者インタビュー
モンスターストライク、パズル&ドラゴンズ……
オフィスでの印刷量は毎年5%減るとの試算も
「部品その他」部門が営業利益の6割を占める
エアコン販売やアパート建築だけで終わらない
リテールメディア、AI、3DCG、NFT…
シックス・サイト 横山隆治代表インタビュー
Startup Acceleration部門長 小田島伸至氏に聞く
アメリカの求人検索エンジン会社を2012年に買収
買い手からも売り手からも手数料や報酬を得る
"ビッグモーター問題"で業界への関心高まる
三井不動産リアルティの手数料収入は年910億円
ハードは普及優先、ソフト販売でがっちり稼ぐ
多角化成功のアマゾン、メタは広告一本足で勝負
ユニークな企業のビジネスモデルを図で分析
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内