労働市場の逆風をかわせるか。
ビジネスモデルを紹介する本や記事は数あれど、体系的に分析した事例はほとんどない。
『週刊東洋経済』2月24日 特大号の特集は「もうけの仕組み 2024年版」だ。四季報記者がユニークなビジネスモデルの会社を解説するとともに、上場企業400社を独自分析した。
人材紹介や派遣、結婚や住居選び等のライフイベント、旅行、飲食等の日常生活分野など、多様なジャンルでマッチングビジネスを展開してきたリクルートホールディングス(HD)。同社の業績を近年牽引してきたのが、2012年に買収した求人検索エンジンの米インディードを中心とするHRテクノロジー事業だ。
リクルートHDが重視する調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)において、同事業は23年3月期に全社の6割超を稼ぎ出した。
インディードの仕組みはシンプルだ。
求職者がサイト上でキーワードと勤務地の条件を入力し、求人検索すると、企業が登録した求人情報に加え、インターネット上の採用ページや求人情報ページから自動収集(クローリング)した最適な求人情報が表示される。
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