実は水風呂や寒中水泳に対する苦手意識は、最初に足をちょっと水に浸けたときに足裏に走る、ピリピリとした冷刺激の痛みから生まれることが多い。
だが、その足裏の感覚だけで入水を諦めてしまうのはもったいない。
なぜなら、人が最も冷刺激を過敏に感じ取るのが足裏、手の平、首筋、頭部なので、最初に足裏の刺激さえクリアできれば、あとは意外とすんなり全身を冷水に沈められるものだからだ。
寒中水泳を快適に楽しむ「専用グッズ」も誕生
こうした生理的な特性を克服するために、フィンランドの寒中スイマーたちが必ずと言っていいほど携帯しているのが、専用のソックスと手袋。
防水に優れた素材で造られたソックスと手袋を着用することで、敏感な手足を冷刺激から守り、ラクに入水できるというわけだ。
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