予想外にマラソンで開花する人「5つの資質」 非スポーツエリートこそ有望?

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メンタル面を考えると、負けず嫌いはハマりやすいし、マラソンに向いている性格だといえる。マラソンは“大成功”するのが難しい競技。目標タイムをクリアできなければ悔しいし、目標タイムを達成しても、「35㎞以降はもう少し頑張れたのに……」と不満な部分が見えてくる。自然と、「次は●時間●分を切るぞ」と新たな目標ができるからだ。

反対に、欲があまりない人は、「1回走れば十分」と考えているように思う。だから、目標タイムをクリアできなくても、2度目のマラソンはなかなかやってこない。

「自分好き」「SNS好き」も有望

自分のことが好きな方もマラソンにのめり込みやすい。なぜなら、マラソンを真剣に走れば、どれだけトレーニングを積んだランナーでもキツイからだ。そして、苦しくても、それを乗り越えようと頑張る自分に酔うことができるのだ。レースだけでなく、日々の練習でも“陶酔感”を味わうことができるため、どちらかというとナルシストタイプの方が頑張れる。

5つ目は、SNSの投稿が活発な人だ。その理由はトレーニング状況や、レース出場時の報告を投稿することで、友達からコメントや「いいね」がもらえるからだ。近年のマラソン人気もあり、メジャー大会などは抽選となることが多く、仲間とレースに参加するのが難しくなってきている。ひとりでレースに参加するケースも出てくるが、SNSでつながっていれば寂しくはない。友達の応援コメントや祝福コメントが、モチベーションをさらに高めてくれる。

上記の5つ以外でもうひとつ。「マラソンなんて絶対ムリ」と思っている人ほど、絶対にハマりやすい。なぜなら、「できる」と思っていたことができるよりも、「できない」と思っていたことができた方が、喜びの果実は甘く感じるからだ。

ちなみに参加者1万人以上のビッグレースは、開催月の5~6カ月前からエントリーが開始されるため、トレーニングの時間はたっぷりある。「マラソンなんて絶対にムリ!」と思っている方も、ぜひ楽しいチャレンジをしてもらえたら幸いだ。ただし、ハマりすぎて周囲に迷惑をかけないよう注意していただきたい(笑)。
 

酒井 政人 スポーツライター

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さかい まさと / Masato Sakai

東農大1年時に箱根駅伝10区出場。現在はスポーツライターとして陸上競技・ランニングを中心に執筆中。有限責任事業組合ゴールデンシューズの代表、ランニングクラブ〈Love Run Girls〉のGMも務めている。著書に『箱根駅伝 襷をつなぐドラマ』 (oneテーマ21) がある。

 

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