この会話の特徴は、奥さまの意見に対して「でも」「いや、
『たった1分で会話が弾み、印象までよくなる 聞く力の教科書』にも書いたことですが、こういう返事をする人は実は少なくありません。
なかには「相手を否定する言葉」から入るのがクセになっている人もいます。
これは、地味に感じが悪いです。これが続くと「この人とは話をしたくない」と思われてしまいかねません。気をつけたいものです。
奥さまの話の途中なのに先回りして答えを言ってしまっています。
しかも本当は、奥さまは「たまたま買ったカップ麺がレアものだった」という話をしたかったのに、ダンナさんは自分の思い込みで勝手な結論に持っていってしまっています。
相手の話は「最後まで聞く姿勢」が大事
これは奥さまからすると、話の腰を折られたうえに、結末を勝手に決めつけられてモヤモヤしてしまいます。
頭のいい人、頭の回転の速い人ほど、話の展開が読めてしまうものです。
「それはこういうことだよね」と、結論を先に言ってしまいたくなる気持ちもわかりますが、このケースのように早合点してしまうこともあるし、どちらにしても、相手はいい気持ちにはならないものです。
たとえ家族であっても、相手の話はちょっと我慢してでも最後まで聞く姿勢が大事です。
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