「飲み会で話がうまい人」が実践していること 価値観が異なる相手には「親しみやすく、丁寧」

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そうしたら、地獄の沈黙タイム……これは、なんとしても避けたい。

素性もわからない人と話す。長く私もこれが苦手で、料理を手にしてもテーブルに近づきませんでした。「君子、危うきに近寄らず」なんて、自分を納得させながら。

あまりにつらくて、どうにかしたくて、解決策を編み出しました。「はじめましての人」とそつなく話せるコツです。

話題になる「共通点」を見つける

そのコツとは、「観察+感情」で話しはじめる、ということです。

「はじめまして」の人としゃべるのがつらいのは、共通点がないからです。どんな話をしたらいいか、まるでわからない状態です。

でも、実は、共通点はつくれるのです。

私は、次の2つのステップで、共通点を発見しています。

1.観察……一緒にいる空間を観察して、共有できるネタを探す
2.感情……その観察についての、「自分の感想」を述べる

というものです。

ポイントは「空間」です。

たとえば、飲み会で同じテーブルについたなら、こんなふうに……。

観察……隣の席で注文した焼きそば、おいしそうですよ
感情……あ~、急にお腹減ってきたなぁ

という感じ。

そのあとに、「中華、よく来るんですか?」とか「注文、もう決めましたか?」などと、相手に質問して、相手にも口を開いてもらいます。

「あぁ、話すネタがない。話が続かなくなったらどうしよう」と悩んだら、深呼吸して周囲を見回してみましょう。

五感のすべてをはたらかせて、周りを観察します。そして、今、自分がどんなことを感じているかを考える。

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