「骨年齢20歳」88歳現役社長が実践する3つの習慣 「¥マネーの虎」に出演、呼び名は「歩く百億円」
そうすると、ちょっとしたことが気になるようになります。
「あら、ちょっと、あごまわりがふっくらしたかしら?」
「今日は、ちょっと目の下にくまがあるかな?」
「天候のせいか、お肌につっぱりがあるな」
そんなことに気づきます。気づくと、気になって、どうにかしたくなります。
その「どうにかしたくなる気持ち」が大事なのです。
でも、気づかなかったら、どうしようもない。
だから私は、家の要所要所に、鏡を置いています。
玄関、リビング、トイレ、廊下……。
鏡に映った自分を見て、表情や様子をチェックするんです。
家の中に、自分の姿を意識せざるを得ない仕組みを作ってしまう、ということね。
「顔、悪うなってるぞ」
鏡って、あるがままの姿を映し出すでしょ。
これは、見た目だけの話ではありません。
例えば、イライラしたり、落ち込んだりしていると、鏡にもそういう顔が映っちゃう。
そういう時、私は「顔、悪うなってるぞ」って、自分に言い聞かせるの。
そうやって鏡の自分に言い聞かせると、心に区切りがついて、気持ちが前向きに切り替わって、自然と体も元気になるんですよね。
ちなみに、鏡を一番設置してほしいのが玄関です。
玄関の鏡は、外から帰ってきた自分を真っ先に映します。
仕事で疲れていたり、イラついて荒っぽくなっていたりすると、そういう姿がそのまま現れます。
そういう自分を家に持ち込んでも、一つもいいことはありません。
だから、玄関の鏡にそんな自分が映ったら、そこで心の汚れを払って、心をできるだけきれいに、真っ白にするの。
「頭の中のつまらんものを、家にまで入れるなよ」って、自分を自然体に戻してから、家の中に入るようにするんです。
健康で若々しい自分でいるには、そうやって鏡でチェックして、自分を正す習慣をつけることが欠かせないと思っています。
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