「骨年齢20歳」88歳現役社長が実践する3つの習慣 「¥マネーの虎」に出演、呼び名は「歩く百億円」

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健康を保つには、もちろん運動は大切です。

これはみなさんわかっているから、毎日早朝にウォーキングしたり、「1日1万歩!」なんて目標を定めて、体を動かそうとしていますよね。

「大声ウォーキング」でストレス解消

それは、運動することが、筋力を高めたり、高血圧や動脈硬化を防いでくれたり、いい効果がいろいろあるからなんですけど、意外と見過ごされているのが、ストレス解消になるってこと。

ストレスって、頭で考えても消えにくいものです。ストレスが心にも体にも良くないことはわかっているけど、なくしたいと思ってもなくならないですよね。

いい歳になると、何かツラいことがあっても、「私、平気よ、これくらい」と、澄ました顔で、なんてことない感じを装ったりしますけど……。

それでストレスが消えたように見えても、一片の汚れが残って、きれいには消え切らない。

ストレスをスッキリと消すには、体を動かして発散するのが一番なんです。

自宅でストレッチをする吉川さん(写真:吉川さん提供)

例えば、歩くことや、走ることです。

実際、一定の動きをくり返すウォーキングやランニングなどをした時に分泌されるセロトニンという物質は、ストレス解消効果があるそうですよ。

ここで、私が秘密にしている日課を紹介したいと思います。

それは、歩いたり走ったりする時、大声を出すこと。ただ歩くだけではありません。

例えば、「うわー!」「バカヤロー!」って叫びながら歩くの。人が少ない早朝がおすすめです。名づけて、「大声ウォーキング」。

大きな声を出すのも、ストレス解消にとても役立ちます。これは、なんとなくイメージできるのではないでしょうか(もちろん、大声出して人の迷惑にならないように、場所は選んでくださいね)。

じつは、大声を出すこともセロトニンを出すことになるようです。

つまり、大声ウォーキングをすれば、ストレス解消効果のあるセロトニンがドバドバ出るわけ! やらない手はないですよね。

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