「仕事をさっさと始められない人」共通の傾向2つ 日本人特有の「ある習慣」を変えれば変わる

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現在のビジネスパーソンに求められているのは、短い時間で成果を出し続ける「スピード感のある仕事」。「初速を早める」ことの重要性を解説します(写真:kouta/PIXTA)
日本の企業では、残業をいとわず、長い時間をかけて丁寧な仕事をすることが求められてきましたが、そうした働き方は、すでに許されない状況を迎えています。現在のビジネスパーソンに求められているのは、従来型の「じっくりと時間をかけた仕事」ではなく、短い時間で成果を出し続ける「スピード感のある仕事」なのです。
スピード感のある仕事とは、どのようなものなのか? ベストセラー『トップ5%社員』シリーズの著者である越川慎司氏は、「仕事の初速が早いこと」だと言います。初速とは? 同氏の新刊『仕事は初速が9割』をもとに、3回に渡り解説します(今回は1回目)。

スピード感のある仕事とは、どのようなものなのか? その答えは、意外なキーワードに隠されていました。

できる人は「動き出し」を重視

これまで、ビジネスパーソンの仕事の進め方や時間の使い方などは、漠然としたニュアンスだけで語られてきましたが、ビジネスのDX化などが進んだことで、「仕事ができる人は、時間をどのように費やしているのか?」を追跡することが可能になっています。

そこで明らかになったのは、成果を出し続けている人は、一般社員と比べて「すぐに仕事を始める割合が1.8倍から2.3倍も高い」ということです。

仕事ができる人は動き出しの重要性を強く意識しており、「初速が早い」という顕著な特徴が浮き彫りになりました。

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